2010年5月21日金曜日

少数民族「排湾族」





今日は、高雄より南にある、塀東縣(ピントンケン)の「排湾族(パイワンゾク)」という少数民族の村に行ってきました。

その村の小学校、3校を回ったそのあと、排湾族の族長さんのところに行きました。

写真は排湾族の村や子供たち。

洋服は、排湾族の民族衣装です。

特別の時に着るそうです。

今日は私のために、みんな着てきてくれました。

ここの村は観光地ではないので、ほとんど外国人は来ないらしく、日本人を初めて見る子供たちがほとんどだったそうです。

そして、ここは貧しいところです。

絵本も足りない村。

なので、私の絵本を出版してくれた出版社の人たちが、この村の小学校に、絵本を寄付したり、毎週、絵本の読み聞かせをしに来ているそうです。

私の絵本はみんな知っていてびっくりしました。

子供たちは、本当にみんな目をキラキラさせて見ていました。

こっちが、はずかしくなるくらい・・。

今日は、たくさん歓迎の歌を歌ってくれたり、手作りのお土産をいただいたりもしました。

こういう出版社の人に出版してもらえて、私は、本当に幸せだと思います。感謝です・・本当に・・。


実は、この排湾族の村は、去年の夏の台風8号で、とても大被害にあったところのひとつだそうです。
その現場を今日は、何度も通りました。
幸い、この村の人は、家を無くした人はたくさんいたけど、一人も亡くなった人はいないらしいです。

早めに非難していたから助かったそうです。

でも、本当にその爪跡はものすごかった・・。

大きな山が崩れ、大きな川は無くなっていました。

干上がった川がいくつもありました。

人は亡くならなかったけど、人以外のたくさんの命は亡くなったんだろうな・・。

排湾族の人たちは、自然災害でなにもかも無くなってしまうことは、もう一度1からやり直すようにという、自然からのメッセージだと信じているそうです。

だから、みんなで助け合って、また1から始めるんだよって笑って話していました。

排湾族は太陽から生まれたという言い伝えがあります。

だから、太陽がある限り、大丈夫だって。

なんだか、私はなんども胸が苦しくなって、泣きそうになってしまいました。

その話を聞いている場所にいるのが、申し訳なくて、どういう顔をしていいかわからなくなりました。


台風は自然災害ですが、異常な程の大きな台風や時期外れの台風なんかは、温暖化の影響もあるはずです。

地球を温暖化させているのは、私たち先進国の人間です。

でも被害にあっているのは、こういう人たち・・。

本当にこんな風ではいけないと、子供たちの目を見て、心から思いました。

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